PROJECT

産学連携プロジェクト

次世代の技術者育成と
業界の発展

M's構造設計では、産学連携プロジェクトとして、大学や企業と協力し、住宅・建築分野における新たな価値創造に取り組んでいます。
実務者と研究者が交流を図れる学びの場を設けることで、より精度の高い検討、実践的な課題の解決案の実行を通じて、次世代の技術者育成と業界の発展を目指します。

PROJECT

「環境塾」

「環境塾」とは?

WHAT’S KANKYOJUKU?

「環境塾」は、住宅設計の未来を担う技術者を育成するため、2024年に東京大学の前研究室が主宰、M's構造設計を含む各企業、団体がサポートする形で始まりました。実務とアカデミックの枠を超えて、お互いが持っている情報や技術力を出し合うことで、より良い品質の住宅づくりに活かしたいと考えています。

単なる知識の習得にとどまらず、参加者全員が対等な立場で意見を交わし、より実践的な課題解決を目指しながら知見を深めていくこと、また、第一線で活躍する講師による講義に加え、実務者同士のディスカッションを重ねることで、多角的な視点を身につけます。

プランニング・構造・環境の各要素をバランスよく統合し、3次元シミュレーションツールを活用しながら、より精度の高い検討を行うことで、実務で求められる住宅設計を総合的に担える技術者の育成を目指します。

PROJECT MEMBER

プロジェクトメンバー

東京大学 准教授

前 真之 先生

株式会社

M’s構造設計

YKK AP株式会社

福井コンピュータアーキテクト株式会社

活動報告

  • 2025年
  • 2024年

20

May

第18回

住宅の結露について

「環境塾」の2年目、第1回は、「すまい環境プランニングの古川様より、「住宅の結露について」お話して頂き、実際に相談の多い結露事例や具体的な結露対策事例など実践的な内容で、大事なポイントをご講義頂きました。

その中から、ポイントを抜粋させて頂きますと、
・新しい構成の断熱仕様とする場合は、定常計算を行ってから決めること
・建て方中は、構造体が濡れないように特に注意する
 ※水分が多くなると結露計算通りにはならない
・雨に濡れた場合は、しっかりと乾燥させることが大事
・「水を入れない」、「閉じ込める構成にしない」ことが重要
・しっかりと再現性のあるつくり方をしなければならない
 ※施工者の知識・経験値はバラバラだったりするので、注意事項や手順などは話し合いを行わなけれ
  ばならない。割り振り、段取り、工事中の雨養生など

後半は、夢建築工房の岸野様より、断熱・気密・結露対策について、具体的な自社の納まり図面を見せて頂きながら、ご説明して頂きました。

古川様、岸野様誠にありがとうございました。

M’s構造設計 高中
住宅の結露について

住宅の結露について

18

February

第17回

デザイン・機能から窓を考える

YKKAP手塚様より、意匠から窓を考えたプレゼンテーションを行って頂きました。